「ロフト」にこだわった注文住宅。建てる場合のポイント・注意点をご紹介します。
住宅を含む建築物には、容積率という制限を建築基準法にて設けられます。注文住宅を建てるすべての方が、広大な土地を持っている・購入する、わけではありません。その中でロフトは、一定の条件を満たせば容積率から免除されるため、より広い居住空間を得られます。
他にも、天井が高くなることで空間を広く見せやすくなり、プライベートスペースの確保や、狭い土地でも無駄のない建築計画が可能となるなど、そのメリットやこだわりポイントもさまざま。実際に家を建てる際に、ロフトを検討する方は非常に多いようです。
小さな子供がいれば安全性や、高い天井による空調整備も考えなければいけませんが、注文住宅だからこそ、十分に配慮したこだわりのロフトを作ることができるといえます。専有面積を大きく取った、快適な生活にこだわるのであれば、是非検討すべきです。
書斎をロフトにすることでリビングをより広く
リビングをどうしても広くしたかったので、蔵を兼ねた書斎としてロフトを作りました。スペースは決して広くはありませんが、小さな机と座椅子を置くには十分。ロフト横に配した窓からは光が差し、明るい時間に本を読む際には丁度いい採光となっています。忙しい日々の中で、たまの休日にゆっくり自分のお城で安らげるような、居心地の良いロフトになりました。
大きなロフトを作り子供の遊び場に
火や刃物などの危険物に囲まれた場所では、自由に遊ばせることも難しかった以前の住居。家を建てることになり、大きめのロフトを希望しました。万が一の転落も考え、周囲は高めの柵で覆っていただきました。おもちゃの片付け忘れも目に付かなくて、子供たちも自由に遊べるので、親子ともに満足です。
階段状でアクセスも楽な収納スペースを確保
部屋の上に広がる空間は、大人ながらにわくわくします。こだわりポイントは、昇り降りが大変なはしごではなく、階段の形を採用した点。我が家では寝室にロフトを作っていただきましたが、階段下を収納スペースとして活用することでスペースの有効活用になっています。別途、テレビボードなどを設置する必要がない上、ロフトにも荷物を置くことで部屋をより広く使えるので、大変重宝しています。