堺市で注文住宅を建てた方の中で多かった間取りの失敗例をご紹介します。
「収納が不便」で間取りを失敗したと感じた方がたくさんいます。
思っていたよりも収納スペースが少なく荷物が入りきらなかったという点以外にも、収納する物のサイズや量をわかっていなかったため、収納スペースを十分に活用できなかったという点があります。
例えば以下のような具体例があります。
収納スペースを上手にとるコツとは、どこにどんな物をどの程度収納するかしっかり予想することです。
また普段使っているものの大きさを意識することは少ないと思いますので、実際にメジャーなどで測ってみるのもよいでしょう。
リビングイン階段とはリビングに階段があることです。
おしゃれなデザインで開放感があることから、注文住宅を建てる際に取り入れる方がたくさんいます。
ただし、リビングイン階段は冷暖房を入れても効きが悪く、光熱費が高くなってしまうというデメリットがあります。
また1階の音や臭いがそのまま2階に上がってしまうという点もあります。
さらにプライバシーが確保しにくいデザインとなっていることから、来客時など不便になる場合もあります。
冷暖房の効きや、音、臭い、プライバシーなど、リビングイン階段のデメリットをご紹介しましたが、設置する場所や階段のデザイン、間取りによってはそれほど気にせずに済む場合があります。
またデザインは良く部屋が広く見えるので、どうしてもおしゃれなリビングイン階段を取り入れたいということであれば建築家に見てもらうのがよいでしょう。
吹き抜けもリビングイン階段同様、冷暖房がなかなか効かないことから間取りの失敗例として多く挙がっている一つです。
なかでも玄関など外気の影響を受けやすい場所に吹き抜けを作り、リビングや2階と繋がっていると冷暖房の効きが悪くなってしまいます。
また吹き抜けにすると天井が高く、照明の交換や修理がしにくいという点もあります。
せっかく吹き抜けで空間があるからとおしゃれで豪華な照明を取り付けると、交換や修理に高い費用がかかることから失敗したと感じる方もいるようです。
こちらもリビングイン階段同様、設置する場所や空間の広さによっては冷暖房の効きを改善することができる場合があります。
日光を上手に取り入れて照明をつけなくても明るく過ごせるよう間取りを工夫することもできるので、建築士などに相談することをおすすめします。
間取りの失敗例の中には広々と部屋を使いたいと思うがあまり、玄関や廊下が狭くなってしまうことがあります。
玄関や廊下が狭いと来客時に不便なだけでなく、生活の動線も悪くなってしまいますので最低限必要なスペースは確保したいものです。
玄関や廊下のスペースを取るにあたり、その家に住む方の体形なども考慮に入れる必要があります。
間取りをする際、建築士に家族の体形などを伝え十分にスペースがとれているかチェックしてもらいましょう。